(豚骨 その14)

○ 「凄麺 特濃 豚骨しょうゆ」(ヤマダイ)


 本格的なスープに本格的な具材。そして、本格的な麺でお馴染みとなっている凄麺シリーズから特濃豚骨しょうゆの登場です。

 凄麺とはそのネーミングから美味しい麺のカップ麺といったイメージがありますが、具材やスープもかなり凝っています。今回も期待通りの味なのか楽しみです。

 お湯を入れて5分、麺をよくほぐしてから粉末スープを入れてよくかき混ぜ、液体スープとレトルト具材を入れたら完成です。

 まずはスープを一口いただきます。こってりとしていて濃厚なスープはとても本格的で深い味わいとなっています。これは美味しいスープですね。

 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類。特にチャーシューはレトルトなのでとろけるような味わい、メンマも同様にシャキシャキとして美味しいです。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。ツルツルとした舌触りでしっかりとしたコシもある麺はさすが凄麺といった感じで本当に美味しいです。

 こってりとしているスープなのに不思議とすんなり飲めるような一品。その味わいはまさに本物に近い味わいとなっており、食べて納得すると思います。



凄麺 特濃 豚骨しょうゆ1



凄麺 特濃 豚骨しょうゆ2



凄麺 特濃 豚骨しょうゆ3








○ 「麺の達人 まろやか絞り とんこつ」(日清)


 麺にこだわったカップ麺としてお馴染みとなっている麺の達人。その麺の達人から「まろやか絞り とんこつ」の登場です。

 豚骨ラーメンといえばスープにインパクトがあるといった印象があるのですが、あえて麺の達人のスープとして採用してきました。どんな感じになったのか楽しみです。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。豚骨スープ特有の食欲をそそる香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。意外とサッパリとしているのにコクがある豚骨スープは塩加減もちょうど良く美味しくいただくことができます。

 具はチャーシュー、キクラゲ、紅ショウガ、ゴマ、長ネギの5種類。特に大きなチャーシューは噛めば噛むほど味わい深いものとなっています。

 麺はノンフライのどちらかといえばストレート麺。そして細めの麺はコシの方もしっかりとしていて食べていて素直に美味しいなと感じることができます。

 本格的な麺と味わい深いスープが絶妙に合わさった一品。特に豚骨ラーメンにピッタリの細麺は生麺に近い味わいとなっており、まさに麺の達人といったところです。




麺の達人 まろやか絞り とんこつ1



麺の達人 まろやか絞り とんこつ2



麺の達人 まろやか絞り とんこつ3








○ 「博多ラーメン ごまねぎ入り とんこつ」(エースコック)


 九州の博多といえば屋台で食べる豚骨ラーメンというイメージがありますが、そんなラーメンを思わせるカップ麺の登場です。

 豚骨をじっくり炊き出し、香辛野菜で風味を高めた旨みたっぷりの白濁とんこつ味。そんなことが蓋に書いてありました。どんな味なのか楽しみですね。

 お湯を入れて2分、蓋を開けて調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。本格的な豚骨スープの香りが漂ってきて食欲をそそらされました。

 早速、スープを一口いただきます。こってりとした口当たりのスープなのですが、中味は意外とあっさりしているといった感じ。とても飲みやすいです。

 具はあげ玉、ゴマ、長ネギの3種類。特に目立った具材は入っていないのですが、あげ玉に入っている紅ショウガがスープとよく合います。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。細めの麺は豚骨ラーメンにピッタリといった感じ。スープやゴマともよく絡むのでとても美味しくいただけます。

 たった2分で本格豚骨ラーメンが味わえるといった一品。特に白濁のスープは一度いただくと癖になりそうな美味しさとなっています。




博多ラーメン ごまねぎ入り とんこつ1



博多ラーメン ごまねぎ入り とんこつ2



博多ラーメン ごまねぎ入り とんこつ3







○ 「本気盛 豚とんこつ醤油」(マルちゃん)


 本気盛と書いてマジモリ。手軽で食べ応えのあるカップ麺としてお馴染みとなってきましたが、今回は豚とんこつ醤油の登場です。

 豚が効いたコクのあるとんこつ醤油スープ!!がっつりほうれん草あんど&キャベツ入り!!カップに書かれた文章には必ず感嘆符がついていて気合いを感じさせます。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。目の前にはたっぷりのキャベツが現れ、とんこつ醤油のとても良い香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。エキスがたっぷりと詰まった豚骨スープは醤油の加減もちょうど良く、しかもしつこくないのでとても飲みやすいです。

 具は肉、キャベツ、ほうれん草、長ネギの4種類。味付け肉の美味しさもなかなかなのですが、キャベツとほうれん草が食べ応えがあるのが嬉しいです。

 麺はスナック麺タイプ。柔らかめで幅広の麺はスープとよく絡むとともに、とても食べ応えのある量となっているので満足できるといった感じです。

 食べ応えがあって、しかも美味しく、身体にも良さそうな一品。男らしさの中に女性の優しさも感じさせてくれるカップ麺といったところでしょうか。




本気盛 豚とんこつ醤油1



本気盛 豚とんこつ醤油2



本気盛 豚とんこつ醤油3







○ 「行列ができる店のラーメン 久留米 釜炊き白濁トロ豚骨」(日清)


 本格的で地域の特色を見事に表現しているカップ麺でお馴染みとなっている行列ができる店のラーメンから「久留米 釜炊き白濁トロ豚骨」の登場です。

 久留米といえば豚骨の香りと白濁スープが特長のラーメン。こんなことが蓋に書いてありました。豚骨の醍醐味を味わえそうな雰囲気となっており楽しみです。

 お湯を入れて4分、液体スープを入れてよくかき混ぜ、焼き海苔を載せれば完成。豚骨特有のとても食欲をそそる香りが漂ってきました。

 まずは、スープを一口いただきます。コッテリとした口当たりのスープはコクがあるとともに豚骨の美味しさがビッシリと詰まっているといった感じです。

 具はチャーシュー、焼き海苔、長ネギの3種類。特にチャーシューはとても大きくてかなり味わい深いものとなっています。焼き海苔の風味も良い感じです。

 麺はノーマルタイプとノンフライ麺を足して2で割ったような感じ。ツルツルとした舌触りでコシの方もまあまあとなっておりとても美味しくいただけます。

 豚骨スープの醍醐味を思う存分楽しめるような一品。このようなラーメンを直に食べることができる久留米の方々がとても羨ましいです。



行列ができる店のラーメン 久留米1



行列ができる店のラーメン 久留米2



行列ができる店のラーメン 久留米3








○ 「凄麺 横浜とんこつ家 ニューバージョン」(ヤマダイ)


 本格的な麺と凝りに凝ったスープでお馴染みの凄麺シリーズ。その凄麺の横浜とんこつ家のニューバージョンの登場です。

 鶏油が香る濃厚な豚骨醤油味ということで、豚骨スープなのですが鶏油が入っているというものです。その風味と味わいはどのくらい進化しているのか。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて麺をよくほぐして液体スープを入れてよくかき混ぜ、焼き海苔を載せれば完成。普通の豚骨とはちょっと違う香りですね。

 早速、スープを一口いただきます。蓋に書いてあるとおり鶏油が香る豚骨スープはコッテリとした口当たりなのですが、コクがあってとても美味しいです。

 具はチャーシュー、コマツナ、焼き海苔、長ネギの4種類。チャーシューと焼き海苔の美味しさに加えてカップ麺では珍しいコマツナが良い感じとなっています。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。太めの麺はツルツルとした舌触りでコシもしっかりとあります。そして、スープともよく絡んで美味しくいただけます。

 鶏油の効いた豚骨スープと太くてコシのある麺がとても印象に残る一品。さすが凄麺といった仕上がりの高さに大満足のカップ麺です。




凄麺 横浜とんこつ家 ニュー1



凄麺 横浜とんこつ家 ニュー2



凄麺 横浜とんこつ家 ニュー3







○ 「デカ王 2.0 辛子高菜とんこつ」(日清)


 ボリュームがあって美味しいカップ麺としてお馴染みのデカ王。そのデカ王の中でもさらに大きな2.0倍の大盛りサイズとして辛子高菜とんこつの登場です。

 豚骨ラーメンと相性の良い具のひとつである辛子高菜が入っています。気分は九州に行ってラーメンを食べたようなものになりそうですね。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて調味オイルを入れてよくかき混ぜ、かやく調理品と紅ショウガを載せたら完成。豚骨特有の良い香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。オーソドックスな豚骨スープはガーリックの風味が聞いていて意外とあっさりとした美味しさとなっています。

 具は辛子高菜、紅ショウガ、ゴマ、長ネギの4種類。目玉の辛子高菜はレトルト具材ということもあって胡麻油の風味が効いておりメチャウマとなっています。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。スープともよく絡んで美味しくいただけるのですが、それよりも量がハンパじゃなく多くて食べ応えがあります。

 辛子高菜の入った大人の豚骨ラーメンを腹一杯いただける一品。量的なことばかり目立つデカ王ですが、味の方もなかなかの仕上がりとなっています。




デカ王 2.0 辛子高菜とんこつ1



デカ王 2.0 辛子高菜とんこつ2



デカ王 2.0 辛子高菜とんこつ3








○ 「徳島ラーメン 中華そば やまきょう とんこつ醤油味」(十勝新津製麺)


 全国の美味しいラーメン店の味を忠実に再現する十勝新津製麺さんから徳島ラーメン中華そば やまきょう の登場です。

 旨味が凝縮された豚骨醤油の濃厚なスープと甘辛く煮込まれた肉が絡み合う絶妙なハーモニー。蓋に書いてある一文からかなりの美味しさを予感することができます。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて特製スープを入れてよくかき混ぜ、レトルト具材を載せれば完成。これが醤油です!というくらい強い香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。意外とサッパリとした口当たりなのですが、スープ自体はコクのある豚骨スープに醤油が多めに加わったといった感じです。

 具はチャーシュー、メンマ、モヤシ、長ネギの4種類。特にチャーシューはレトルト具材ということもあって、口の中でとろけるような美味しさとなっています。

 麺は氷結乾燥ノンフライ麺。ツルツルとした舌触りでコシの方もしっかりとしており、生麺に近い味わいとなっています。スープともよく絡んで美味しいですね。

 濃いめのスープなのですが、不思議とすんなり飲めちゃうスープが魅力的な一品。醤油のアピールども高く、濃い味が好きな人にはかなりのお薦めです。



徳島ラーメン 中華そば やまきょう1



徳島ラーメン 中華そば やまきょう2



徳島ラーメン 中華そば やまきょう3








○ 「一平ちゃん 冬期限定 ガーリックみそとんこつ」(明星)


 スープやトッピングに凝っていていつも期待を裏切ることがない一平ちゃんシリーズから冬期限定のガーリックみそとんこつの登場です。

 冬期限定ということで雪だるまが蓋に書いてあり見た目で冬を感じさせてくれます。味の方も冬を感じさせてくれるものとなっているのか食べるのが楽しみですね。

 お湯を入れて4分、蓋を開けてコクのたれを入れてよくかき混ぜ、ふりかけをかければ完成。味噌とチーズの混ざったとても良い香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。ピリッとした辛さのある豚骨ベースのスープに芳醇な味噌が染み渡っており、粉チーズのまろやかさも加わって美味しいです。

 具は挽肉、キャベツ、タマネギ、ガーリック、コーン、長ネギの6種類。挽肉とキャベツの味わいも良いのですが、なんといってもガーリックの存在が大きいです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。太めの麺となっているためコシの強さを感じることが出来、スープともよく絡んで美味しくいただけます。

 粉雪が舞っているような粉チーズの存在とピリッと辛い味噌スープの味わいが冬を感じさせてくれる一品。心と身体が温まる美味しさとなっております。



一平ちゃん 冬期限定 ガーリックみそ1



一平ちゃん 冬期限定 ガーリックみそ2



一平ちゃん 冬期限定 ガーリックみそ3








○ 「濃厚 黒マー油 とんこつ」(サンヨー食品)


 黒マー油の入った豚骨ラーメンといえば熊本ラーメンを思い浮かべますが、このカップ麺はその熊本ラーメンの味を再現したものなのでしょうか。

 カップに書いてある「ガツンと効いた!黒マー油」という文字がかなり気になります。ガツンと効いた味わいを思う存分楽しみたいものです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて仕上げの小袋を入れてよくかき混ぜたら完成。黒マー油とニンニクの香ばしさが漂ってきて食欲をそそられました。

 早速、スープを一口いただきます。文字通り黒マー油がガツンと効いているスープはニンニクの主張も強く素直に美味しいと感じる味わいとなっています。

 具は挽肉、キクラゲ、フライドガーリック、長ネギの4種類。スープが黒くて存在を確認しづらいのですが、その味わいはたしかといった感じです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。柔らかめの麺となっていますが、良い感じのちぢれ具合がスープとよく絡む役割をはたしていて美味しくいただけます。

 黒マー油とガーリックのハーモニーがなんとも美味しい一品。熊本ラーメンを再現というより独自の路線を築き上げているような味わいとなっています。



濃厚 黒マー油 とんこつ1



濃厚 黒マー油 とんこつ2



濃厚 黒マー油 とんこつ3



































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